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2023.05.11

インプラントの手術の痛みはどれくらい?ケースごとに解説

インプラント治療は、金属製の土台を埋め込んで顎の骨に固定し、歯の部分にあたる上部構造を被せる治療方法です。

土台を固定する際に外科手術を伴うので、治療において痛みが生じるか不安だという方が多いかと思います。

インプラント治療は、手術中に局所麻酔を使用するので基本的に痛みは生じません。
しかし、治療の手法ごとに痛みが生じる可能性があるケースがあります。

この記事では、インプラントの手術における痛みについて、手術中と手術後に分けて解説します。

インプラント手術中の痛みはどれくらい?

インプラントを埋め込む手術中の痛みについて解説します。

局所麻酔をするので基本的に痛みは生じない

インプラント治療では、手術前に局所麻酔を打つのが一般的です。

局所麻酔はむし歯など歯の治療でよく用いられている麻酔で、使うと歯茎やその周辺の感覚が麻痺するので、手術中に痛みが生じることはほとんどありません。

局所麻酔を打つ際の注射で少し痛みを感じることがありますが、その痛みもあらかじめ表面麻酔を投与することで緩和することができます。

インプラントの手法ごとに手術後の痛みが発生する

インプラント治療で痛みが伴う可能性が高いのは、手術が終わり、麻酔が切れた後です。
麻酔が切れた後に起こりうる痛みについて、手術のケースごとに解説します。

骨を移植する

インプラントは金属製の土台を埋め込んで顎の骨と結合させる治療方法なので、十分な顎の骨の骨量が必要です。
そのため、骨量が十分でない場合には顎に骨を移植するという手法が取られます。

自分の骨を移植する方法と人工の骨を移植する方法がありますが、特に自分の骨を移植する場合は、自分の体の別の部位から骨を取り出す必要があります。

結果として傷口が2箇所になってしまい、2箇所のうちでは移植する骨を取ってきた部分の方が痛みやすい傾向があります。

尚、インプラント手術は、骨を移植した患部の状態が改善してから行います。

歯茎を移植する

自身の歯茎の状態が悪い場合は、別の部分から歯茎の組織を移植することが必要です。

骨の移植と同様に、移植する部分と合わせて2つの傷口ができることになります。
2箇所の傷口の中では、移植する組織を取り出す部分の痛みの方が強く感じられる傾向があります。

尚、骨の移植と同様に、歯茎を移植して患部の状態が改善した後でインプラント手術を行います。

骨造成手術をする

顎の骨の厚みがインプラント手術をするには不足している場合、骨の厚みを増すために骨造成手術という手術をおこなうケースがあります。

骨造成手術をすると、歯茎のバランスが良くなり、長期的にインプラントを利用できる可能性が高まるのがメリットです。

しかし、骨造成手術をおこなう場合は、普通のインプラント治療に比べて手術で侵食する部分が大きくなるので、術後の痛みが強くなる傾向があります。

尚、インプラント手術は患部の骨造成が確認できた後に行います。

無切開無痛手術をする

無切開無痛手術は、メスを使って歯肉を切開するのではなく、歯肉に直径4ミリ程度の穴を開け、そこからインプラントを埋め込む方法です。

穴を開ける際には専用のパンチが用いられ傷口が少ないので、手術後の痛みが小さくなる傾向があります。

縫合や抜歯が不要になるので身体に優しいですが、すべての治療で無切開無痛手術ができるわけではないのでご注意ください。

インプラント手術後の痛みはどれくらい?

インプラント手術を終えた後に生じる痛みの種類や期間について解説します。

麻酔が切れた後に痛みが生じることがある

骨の移植等をしていない場合でも、インプラント治療は基本的に切開をするので、手術後麻酔が切れると痛みが生じることがあります。

痛みの強さや長さは個人差がありますが、特別強い痛みを感じることは少ないです。
一方で、骨や歯茎の移植や骨造成などの手術が伴う場合には、インプラント手術の痛みよりもこちらの痛みを感じる方が多い傾向があります。

痛みや腫れは数日から1週間程度続くことが多く、術後数日がピークになっています。
痛みや腫れが気になる方は、痛み止めを服用して痛みを緩和させるとよいでしょう。

手術後には感染症のリスクがある

インプラントは天然の歯茎と比べると感染症のリスクが高くなります。
特にインプラント周囲炎という感染症は、インプラント周辺の組織が歯周病になっている状態で、インプラント手術後に感染しやすいです。

インプラント周囲炎が悪化すると、歯や口内が炎症を起こすだけでなく、顎の骨の吸収が起こり、インプラントが早期に脱落するリスクが高まるのでご注意ください。

インプラント周囲炎は、歯磨きの徹底などによって口内を清潔に保つことで感染するリスクを減らすことができます。

出血や腫れがひかない場合は医師に相談を

腫れの期間は手術後2~3日ほどですが、術後1週間以上経過しており、安静かつ冷やすなどの処置をおこなった上で晴れや痛みが引かない場合は、何らかのトラブルが発生している可能性が高いので、医師にご相談ください。

インプラント手術後の口内トラブルは、インプラントの寿命を縮めてしまうおそれがあるので、できるだけ早く対処することが重要です。

インプラント手術後に痛みを避けるために注意すること

インプラント治療後の痛みを少しでも避けるために注意するべきポイントを解説します。

麻酔が切れるまで飲食に細心の注意を払う

手術後であっても、麻酔が切れるまでは口内の感覚が薄くなっています。
そのため、麻酔が切れないうちの食事では舌を噛むなどの危険性があるため、飲食に細心の注意を払うようにしましょう。

麻酔が切れるまでの食事は必要最低限にとどめ、極力柔らかくて消化の良いものを食べることがおすすめです。

出血した場合は落ち着いて止血する

手術後に歯科クリニックで止血されますが、時間が経つと血が滲んできてしまうことがあります。

もし、出血してしまっても慌てずに清潔なガーゼなどを利用して圧迫止血をおこないましょう。

ガーゼを適宜交換しつつ、寝ている間は布団やシーツを汚してしまわないように汚れてもよいタオルを敷いて寝ることがおすすめです。

飲酒や喫煙を控える

腫れや痛みが治るまでは特に、飲酒や喫煙を控えましょう。
飲酒によってアルコールを摂取すると血行がよくなるので、術後に出血する量や回数が増えてしまいます。

また、喫煙は歯肉周辺の血行を悪化させてしまうので、傷の治りが遅くなってしまいます。

喫煙をしていると口内の健康を保つのが難しく、歯周病のリスクも高まってしまうので、禁煙できると理想です。

長時間の入浴や過度な運動を控える

長時間の入浴や過度な運動も血行をよくするので、術後1週間程度はなるべく控えましょう。

術後数日の間はシャワーで済ませ、運動はウォーキングなどの軽いものも極力控えておくことで出血のリスクを減らすことができます。

可能であれば学校や仕事を休み、大事を取ることも選択肢に入るでしょう。

痛みが極力ない治療にするためには歯科クリニック選びが重要

インプラント治療をするのであれば、手術中や手術後の痛みをできるだけ少なくしたいですよね。

痛みを極力減らすためには、歯科クリニックの選び方が重要になります。
歯科クリニックを選ぶ際に見るべきポイントを解説します。

医師の技術力や経験値

インプラントは外科手術を必要とするので、医師の高い技術力が求められます。

痛みを伴うかもしれないインプラント手術は、できるだけ安心できる医師に手術をたのみたいですよね。
そのため、担当する医師のスキルや経験年数などの情報、また治療後のメンテナンスに対する考え方や保証なども参考に歯科クリニックを選ぶことが重要です。

こうした情報は、歯科クリニックのホームページやお電話などでご確認ください。

歯科クリニックの設備の充実度

インプラントは治療後に健康状態が悪化することを防ぐため、手術前に体調の検査や骨密度の測定など健康状態の確認が必要になります。

骨の状態を確認するためのレントゲンなど、施設の充実度が歯科クリニックを選ぶ際の大きなポイントの1つになります。

安価で治療を提供している場合、国に認可されていないインプラント素材を使用しているおそれがあるので、値段だけで歯科クリニックを選ぶのは避けましょう。

定期検診や保証の内容も重要

インプラントは、手術後にインプラント周囲炎などの感染症に感染する危険性があります。

歯科クリニックはインプラント治療が完了した後一定の期間であれば定期検診を受けられるなど、アフターケアが充実しているところがあります。

定期検診を受けることで、感染症などのリスク箇所を早期に発見することができるほか、インプラントの寿命を伸ばすことにもつながります。

また、治療後すぐにインプラントが脱落してしまうなどの不具合に対応して、保証を受け付けている歯科クリニックもあるので、保証の有無や内容について確認しておくとよいです。

保証の有無や内容は歯科クリニックごとに異なるので、歯科クリニックにお問い合わせください。

インプラント手術の痛みが不安な方はナチュラルインプラントにご相談を

インプラント手術の痛みが不安で、インプラント治療を受ける歯科クリニックを選ぶのが難しいと考える方がいるかと思います。

インプラント治療に関して不安な点がある場合は、ぜひナチュラルインプラントをご利用ください。

ナチュラルインプラントは、インプラント治療に関して不安・不明な点についてのご相談を無料で受け付けています。
※インプラント治療に関するご相談はこちらから

まとめ

インプラント治療は、手術中には局所麻酔が効いているため、痛みを感じることがほとんどありません。

痛みや腫れが生じる可能性が高いのは、手術を終えて麻酔が切れた後です。
麻酔が切れるまでは舌を噛まないよう食事の際に注意し、術後数日から1週間程度は長時間の入浴や激しい運動など血行が良くなることを避けましょう。

インプラント手術の痛みが不安で、インプラント治療を受ける歯科クリニックを選ぶのが難しいと考える方がいるかと思います。

インプラント治療に関して不安な点がある場合は、ぜひナチュラルインプラントをご利用ください。

ナチュラルインプラントは、インプラント治療に関して不安・不明な点についてのご相談を無料で受け付けています。
※インプラント治療に関するご相談はこちらから

Natural Implant編集部

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