インプラントのデメリット・リスク
インプラントの基礎知識
インプラント治療を受ける前に知っておきたいこと
2023.05.08
インプラント治療はだれでもできる?できない人の特徴と対処法
「インプラント治療は誰でも受けることが可能なのだろうか」と不安な方も多いでしょう。
欠損した歯を取り戻せる治療方法として知られるインプラント治療ですが、場合によっては治療を断われるケースがあるため注意が必要です。
ここではインプラント治療する上で注意が必要なケースについて解説します。
また、インプラント治療ができないと言われた場合の対処法についてもご紹介しています。
インプラント治療は誰でも受けられる?
インプラント治療は多くの人が受けられる治療ですが、場合によっては受けられない人もいます。
治療を受けられない可能性のある方の特徴についてご紹介します。
金属アレルギーの方
インプラントにはチタンなどの金属が含まれるため、金属アレルギーの方は治療できない場合があります。
チタンは比較的アレルギーを起こしにくい金属といわれていますが、稀にアレルギー反応を起こしてしまう場合もあるため、金属アレルギーをお持ちの方は一度相談してみると良いでしょう。
骨の形が治療に適していない方
インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込む手術をおこないます。
その際に、あごの骨の形が治療に適していないと上手くインプラントが定着しない可能性などが考えられ、治療できないと判断されることもあります。
虫歯や歯周病がある方
虫歯がある方や歯周病がある方は、細菌がインプラントの治療部位に入り込んでしまう危険性があるため、治療ができない場合が多いです。
喫煙者
喫煙はインプラントの定着率を下げてしまいます。
歯周病やインプラント周囲炎のリスク増加、血流不足による結合阻害や傷口回復の遅れなど、喫煙はインプラント治療にとっては大敵です。
そのため、手術の前後で禁煙をするなどの条件のもと治療がおこなわれる場合があります。
未成年者・高齢者
絶対という決まりはありませんが、歯科クリニックによっては16~18歳以上と治療できる年齢を設定している場合もあります。
未成年の場合はあごの歯が成長段階であることが多いため、治療後歯並びに影響が出る可能性があり注意が必要です。
高齢者の方はあごの骨の状態や手術に影響するような疾患や持病、またご自身で歯磨きが難しい方などは治療をお断りする場合があります。
妊娠中の方
インプラント治療には手術や投薬がおこなわれます。
そのため、母子の安全面を考慮して治療をお断りしている歯科クリニックも多いです。
矯正をしている・する予定の方
現時点で矯正をしている方や今後する予定の方は、先に矯正治療を完了させることを勧められる場合があります。
インプラントの治療後に矯正治療をおこなうと理想の歯並びにすることが難しい場合が多いため、先に矯正をおこないその後インプラント治療をおこなうケースが多いです。
骨粗しょう症の方
骨粗しょう症の方でも治療ができない訳ではないですが、成功率がやや低下することもあるため注意が必要です。
また、骨粗しょう症の治療で薬を服用している方や注射をしている方は、特に注意が必要です。
薬の作用でインプラント手術後に顎骨壊死が起こる可能性もあるため、必ずかかりつけの医師と歯科クリニックに相談する必要があります。
持病や基礎疾患のある方
インプラントは手術をおこなうため、手術に影響するような持病や基礎疾患のある方は治療できない場合があります。
例を挙げると、糖尿病・心筋梗塞・狭心症・不整脈などの循環器疾患、高血圧・腎臓病・肝臓病・喘息などの呼吸器疾患、血液疾患などです。
医師と十分に相談をした上で治療ができるか確認することをおすすめします。
インプラント治療ができないと言われた場合の対処法
インプラント治療を望んでいたが、治療が不可能と言われた場合の対処法について解説します。
治療できる時期まで待つ
まずは治療ができる期間まで待ち、できるようになってから治療を始める方法です。
未成年者、妊娠中の方、矯正をしている方などは治療ができる状態になってから治療を始めることを検討するとよいでしょう。
また、虫歯や歯周病がある方もそれらの治療を終えてからインプラント治療を検討することをおすすめします。
かかりつけの医師と相談し治療を進める
持病や基礎疾患のある方は担当医にインプラント治療をしたい意向を相談しましょう。
相談することでインプラント治療ができるよう考慮してくれる可能性もあります。
セカンドオピニオンを利用する
セカンドオピニオンを利用することも1つの方法です。
一度断られてしまっても、他の歯科クリニックでは治療可能な場合もあります。
インプラント以外の治療をおこなう
インプラント治療以外にも欠損した歯を取り戻す治療方法があります。
具体的にはブリッジ、入れ歯などです。
ブリッジは欠損した歯の両端の歯を削って支点とし、橋のように被せ物をする治療方法です。
手術を伴わないため、インプラント治療よりも治療期間が短いことが特徴です。
入れ歯は部分入れ歯の場合、バネありとバネなしの2種類があります。
入れ歯もブリッジと同様に手術はおこなわない治療方法です。
バネありの場合は、欠損した歯の周囲の歯にバネをひっかけて入れ歯を固定します。
バネなしの場合は、金属の金具が歯の色に合わせてつくられたプラスチックになっています。
バネなしの入れ歯は金属アレルギーの方などから選ばれています。
インプラントのご相談はナチュラルインプラントへ
インプラントに関する疑問や不安がある方は、ぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
「インプラント治療に興味があるが、できる状態か分からない」など、インプラント治療に関するご相談を無料で受け付けています。
また、ご要望をお伺いした上で提携している歯科クリニックをご紹介することも可能です。
不安を解消し、安心して治療が受けられるようサポートいたします。
まとめ
インプラント治療は多くの方が受けられる治療ですが、場合によっては治療を受けられないケースも存在します。
治療ができないと言われた場合でもいくつかの対処法があります。
未成年の方や妊娠中の方は治療できる状態まで待つことで治療が可能になることが多いです。
虫歯や歯周病がある方は先に虫歯・歯周病治療をおこなう必要があります。
また、セカンドオピニオンを利用することで、一度治療できないと言われた場合でも治療できる場合があります。
インプラント治療に関して不安がある方はぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
歯科クリニック探しで悩んでいる方も、ご要望に合ったクリニックをご紹介しますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
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Natural Implant編集部
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