インプラントのデメリット・リスク
インプラントの基礎知識
2024.01.22
インプラントが欠けるのはなぜ?原因や対処法を解説
インプラントは長期的に使えることがメリットの1つですが、稀にインプラントが欠けてしまうことがあります。
インプラントが欠けてしまうとさまざまなリスクがあるので、なるべく早く対処することが必要です。
この記事では、インプラントが欠ける主な原因やその対処方法について解説します。
インプラントが欠ける原因
インプラントが欠けてしまう原因を紹介します。
これを知っておけば今後の行動に注意することができるでしょう。
転倒など外部から強い衝撃がかかった
インプラントは人工的に埋め込まれており、普段はしっかりと固定されていますが、転倒や事故などで外部から強い衝撃が加わるとインプラントが欠けてしまうことがあります。
特にスポーツでの怪我や交通事故などで衝撃が加わるケースが散見されます。
ものを噛むときに欠けてしまった
食事の際にインプラントに過度な負担がかかるとインプラントをかけてしまうことがあります。
特に硬いものを噛む場合はインプラントが欠けるリスクが高くなります。
インプラント治療後数日ほどは柔らかい食事を心がける必要がありますが、それ以降は極端に柔らかい食事をする必要はなく、通常の食事の際に注意すれば問題ありません。
噛み合わせが変化した
噛み合わせは年齢とともに変化することがあります。
噛み合わせが変化するとインプラントに局所的に負担がかかるなどのリスクが高まり、インプラントが欠けてしまうリスクがあります。
特に定期検診などに通わずにいる場合、自身で気づかないうちに噛み合わせがずれているということも考えられます。
いずれのケースでも言えることですが、インプラントの基本構造としてインプラント自体が欠ける前に上部構造である義歯が先に破損することが多くあります。
インプラントは顎骨に直接埋め込まれており、無理な力が働いた場合に義歯が先に破損することで骨に対する負担を緩和させる仕組みでもあります。
インプラントが欠けたときの対処法
インプラントが欠けてしまったときの対処法をご紹介します。
まずは治療している歯科クリニックに相談する
インプラントが欠けてしまった場合、まずはインプラント治療をおこなった歯科クリニックに相談してください。
装着したインプラントの情報がある歯科クリニックの方が適切な対処ができるので、自宅近くのクリニックではなく、可能な限りインプラント治療を受けた歯科クリニックを受診することが重要です。
インプラントが欠けた場合は保証やアフターケアの内容が重要
インプラントが欠けてしまった場合、保証やアフターケアの内容によっては一部の治療費を抑えられる可能性があります。
そのため、インプラント治療を受ける歯科クリニックを選ぶ段階で保証やアフターケアの内容や対象、期限などを確認することが重要です。
保証やアフターケアに手厚い歯科クリニックをお探しの方は、ぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
ナチュラルインプラントではインプラント治療に関するお悩みやご相談を無料で受け付けています。
欠けたインプラントを放置することによるリスクやデメリット
インプラントが欠けてしまった場合、それを放置せずすぐに対処することが重要です。
欠けたインプラントを放置することによるリスクやデメリットを解説します。
口内を傷つける
欠けたインプラントは鋭利になっていることがあり、その部分が口内組織に傷をつけるおそれがあります。
欠けたインプラントによって周囲の組織が傷ついてしまうと、その傷口から細菌が侵入して感染のリスクを増加させることがあります。
感染症になるとさらにトラブルや費用が重なってしまうので、放置することにはデメリットがあります。
インプラント周囲炎に感染する
欠けたインプラントの部分が細菌などで汚れてしまうと、インプラント周囲炎のリスクが高まります。
インプラント周囲炎はインプラントの周辺の組織が炎症を起こす病気です。
インプラント周囲炎になると最悪の場合、インプラントを撤去する必要があるので、欠けてしまったら速やかな対応が求められます。
欠損がよりひどくなる
放置された欠けたインプラントは、さらなる衝撃や負荷によってさらに損傷や欠損が進行してしまいます。
欠損の度合いが激しくなればそれだけ修復することが難しくなり、放置していると勝手にインプラントが外れてしまいます。
インプラントが欠けた場合は自身で直そうとするとさらに悪化することもあるので、速やかに歯科クリニックを受診しましょう。
インプラントが欠けるのを避けるためのポイント
インプラントが欠けるのを避けるためのポイントを解説します。
定期検診やメンテナンスを受診する
インプラントの小さな欠損やトラブルは、自身では気づきにくい場合があります。
そのため、定期的に歯科クリニックで検診やメンテナンスを受け、インプラントの状態を頻繁に確認することが重要です。
歯科クリニックで検診を受けることで、トラブルを早期に発見し、対応することができます。
硬いものを食べるのを控える
硬い食べ物を噛む際には、インプラントに過度な負荷がかかる可能性があります。
特にインプラント手術を終えてからインプラントが定着するまでの期間は、硬い食べ物を控えるか、適切な方法で食べるよう心がけましょう。
その後は食べるものを極端に制限する必要はありませんが、日々の食事の際に歯や顎の使い方に注意し、インプラントに過度な負担がかからないようにすることが重要です。
歯ぎしりや食いしばりなどの習慣を控える
歯ぎしりや食いしばりなどの習慣は、インプラントに過度な圧力をかけることがあります。
歯ぎしりや食いしばりが原因でインプラントが欠けるリスクを減少させるために、こうした習慣を意識的に改善することが必要です。
歯ぎしりや食いしばりなどの習慣がある場合は、マウスガードを使用することで歯を保護することができます。
まとめ
インプラントは強い衝撃が加わる、噛み合わせが変化するなどの原因で治療後に欠けてしまうことがあります。
インプラントが欠けてしまった場合、放置しておくと感染症やさらなる欠損などのリスクがあるので、まずはインプラント治療を受けた歯科クリニックを受診し、適切な対処をすることが重要です。
また、定期的に歯科検診をしてインプラントの状態を確認し、インプラントが欠けるのを未然に防ぎましょう。
インプラントが欠けてしまったときなどに対応できる保証やアフターケアに手厚い歯科クリニックをお探しの方は、ぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
ナチュラルインプラントではインプラント治療に関するお悩みやご相談を無料で受け付けています。
※ナチュラルインプラントへのご相談はこちらから
Natural Implant編集部
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