インプラントのデメリット・リスク
インプラントの基礎知識
インプラント治療を受ける前に知っておきたいこと
2023.03.13
絶対に知っておきたいインプラント治療のリスクと対策【歯科クリニックの重要性】
インプラントは他の歯の状態を保った上で歯の治療ができ、入れ歯などに比べて寿命が長いなどのメリットがあります。
一方でインプラント治療にはリスクもあるので、治療を検討している方はインプラント治療によって起こりうるリスクについて知っておくことが重要です。
この記事では、インプラント治療によって起こりうるリスクとその対処法について解説します。
インプラント治療で起こりうる健康面のリスク
インプラント治療によって健康面に起こりうるリスクとその対処法をご紹介します。
歯周病など歯の病気になる
インプラント治療をした後に口内の管理を怠ると、歯の病気にかかりやすくなってしまいます。
特に起こりやすいのがインプラント周囲炎という病気で、これを発症するとインプラントと歯肉の周囲が炎症し、悪化するとインプラントを支える顎の骨が溶けてしまう危険性があります。
歯周病やインプラント周囲炎などの病気を防ぐため、治療後も定期的に歯科医を受診してメンテナンスを受け、歯磨きなどで口内の健康を保つことが重要です。
チタンをはじめとする金属のアレルギーが発生する
インプラントの金属部分には主にチタンが使われており、インプラント治療によってチタンをはじめとする金属アレルギーを発症するおそれがあります。
チタンをはじめとする金属アレルギーの症状は、顔面を含めた全身の湿疹や口唇炎などです。
金属アレルギーによる湿疹や炎症を防ぐため、自身が金属アレルギーを持っているかどうかを手術前に知っておくことが求められます。
もし金属アレルギーが見つかった場合は、治療前に医師に相談しておきましょう。
高血糖の場合は傷の治りが遅くなる
高血糖が続く方や糖尿病の方は、治療による傷からの回復が遅くなってしまい、歯周病菌に感染するリスクが高くなってしまいます。
そのため、血糖値をコントロールすることが難しい場合はインプラント治療を受けられないこともあります。
高血糖の方がインプラント治療をする場合は、高血糖の治療をしている病院に相談した上で、あらかじめ血糖値が高くない状態にコントロールできるようにしておくことが必要です。
骨粗鬆症など骨密度が低いとインプラントが定着しにくい
骨粗鬆症などによって骨密度が低い方は、インプラントが定着しにくく、外れやすくなってしまうおそれがあります。
また、骨粗鬆症の治療薬によって、インプラント手術による傷口から感染症になるリスクがあります。
そのため、骨粗鬆症の方はインプラント治療の際、歯科医に服用している薬を申告しておくとよいでしょう。
インプラント治療で起こりうる健康面以外のリスク
インプラント治療によって起こりうる健康面以外のリスクとその対処法について解説します。
保険が適用されず高額であるため失敗できない
インプラント治療は保険の適用外なため、治療費がどうしても高額になってしまいます。
そのため、治療に失敗すると健康面だけでなく、金銭的にも大きな損失です。
万が一治療に失敗した際、一定の期間内で条件を満たしていれば保証を受けることができるクリニックがあるので、保証の手厚さも医師選びの大きな要素になります。
手術自体が失敗する可能性もゼロではない
インプラント治療では、人為的なミスによって手術自体が失敗する危険性がゼロではありません。
特に手術中に神経や血管を傷つけてしまうと、完全に回復するのは難しく、最悪の場合は後遺症が残ってしまうこともあります。
人為的なミスを完全に無くすことはできないですが、少しでもリスクを減らすために自身の健康状態を知り、実力のある医師を選ぶことが重要です。
術後にインプラントが欠損するリスク
手術が成功しても、治療後にインプラントが欠損してしまうおそれがあります。
早期にインプラントが脱落してしまう要因は、歯ぎしりや食いしばりによってインプラントに大きな負荷がかかってしまうなどがあるので、歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は意識的に減らすことが必要です。
また、喫煙は口内の健康を保つ上で悪影響を及ぼすので、インプラントを長く利用したい方は禁煙を心がけましょう。
見た目上のリスクも発生しうる
インプラントは周囲の歯と色や形が馴染むことが多く、見ただけでインプラント治療だとわかることは少ないです。
しかし、手術した箇所の歯肉が薄い場合、特に前歯の治療をおこなう場合はインプラントの金属部分が見えやすくなってしまうことがあります。
見た目の良し悪しは手術の成功失敗と関わっていることが多いので、技術や経験が多い医師に治療してもらえば見た目上のリスクを減らすことができます。
インプラントにはリスクがあるからこそ医師の選び方が重要
インプラント治療はリスクを伴うからこそ、あらかじめリスクを減らしておくためにも医師選びが重要です。
インプラント治療の医師やクリニックを選ぶ上で注意するべきポイントについて解説します。
医師の経験値や実績
インプラント治療を手術経験の少ない医師に任せるのは不安だという方もいるかと思います。
インプラント治療を担当する医師の経験値や実績は、医師選びの重要な判断材料です。
所持している資格やインプラント治療に携わっている経験年数、これまでのオペ数など多くの判断方法があるので、クリニックのホームページなどで入手できる情報はあらかじめ知っておくとよいでしょう。
院内の設備や環境
インプラント治療で医師の技術力と並んで重要なのが、院内の設備や環境です。
例えば、インプラントを埋める位置を確認するための歯科用CTシステムや麻酔の種類、手術中の体調の変化を感知するシステムなどがあるかどうかは、クリニック選びの大きな判断基準になります。
クリニックによっては欲しい設備が整っていないことがあるので、クリニックのホームページ等であらかじめ確認しておきましょう。
治療後のケアや保証
治療以外の面で大切なのが、治療後を含めたケアや保証の内容です。
例えば、治療後に定期検診をおこなってくれるクリニックであれば、口内の健康を保つことができるだけでなく、インプラントに不備が生じた際に早期に対応することができます。
また、治療後一定の期間内にインプラントが外れてしまった場合には無償で再手術ができるなど、インプラント治療には保証サービスがあるケースが多いです。
保証の期間や内容はクリニックによって異なるので、クリニックを選ぶ上での1つの判断材料になります。
医師選びで悩んでいる方はナチュラルインプラントへご相談を
インプラント治療を担当してもらう医師やクリニックを選ぶことが難しいと思う方も多いかと思います。
医師選びで悩んでいる方は、ぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
ナチュラルインプラントでは、まずはどこで診療を受けるべきかを相談したい方のご相談を無料で受け付けています。
まとめ
インプラントは他の治療方法に比べて長く利用することができますが、その分リスクを伴います。
自身の健康状態によって起こりうるリスクの種類や確率が変わってくるので、自身の健康状態を正しく把握し、必要があれば治療前に医師に相談しましょう。
また、手術の成功や長持ちするかどうかは治療を担当する医師やクリニックの設備によって異なるので、適切な医師やクリニックを選ぶことが重要です。
医師選びで悩んでいる方は、ぜひナチュラルインプラントにご相談ください。
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