早くからのケアが重要！40代のインプラント治療のメリットを解説

比較的若い40代前後で歯周病など歯の病気にかかる人が増えています。

歯は食べ物を噛んで栄養を摂取するなど、自身の健康を維持するのに欠かせない大切なものなので、問題があれば速やかに対応することが重要です。

歯周病が進行してしまうなどして歯を失った場合は、インプラント治療が選択肢の1つになります。

この記事では、40代でインプラント治療をするメリットや注意点について、他の治療方法と比較しながら解説します。

40代のインプラント治療を他の治療方法と比較

40代で歯をインプラント治療する際の特徴について、他の治療方法と併せて解説します。

インプラントの特徴

インプラントは治療する箇所に金属製の土台を埋め込み、そこに人工の歯を取り付ける治療方法です。

土台を顎の骨と直接結びつけるため、他の治療方法に比べて安定しており、違和感なく利用することができます。

また、インプラントは治療には時間がかかりますが、 一度治療すると平均で15年以上に渡り使用することができ、定期的なメンテンナスや検診で使用寿命は更に延びると考えます。

入れ歯の特徴

入れ歯は総入れ歯と部分入れ歯の2種類があります。
総入れ歯は上または下の歯が1本もないときに利用するもので、土台に人工の歯が付いたものを取り付ける方法です。

部分入れ歯は欠損している箇所を補う際に利用するもので、人工の歯にバネを取り付けて残っている歯に固定する方法です。

入れ歯は着脱ができて治療費が比較的安いですが、日常的に手入れをする必要があり、インプラントに比べて噛む機能が弱くなります。

ブリッジの特徴

ブリッジは歯が部分的に欠損した際の治療方法で、欠損した歯の両隣の歯を支えとして欠損した箇所を補うものです。

ブリッジは寿命が7〜8年ほど利用することができ、入れ歯と比べて見た目を保ちやすいですが、両隣を支えにすることで健康な他の歯への負担が強くなってしまいます。

そのため、健康な歯が衰えやすく、虫歯などのリスクが高くなります。

歯は40代ごろからケアが重要になる

歯は生涯にわたって重要なものであり、40代ごろの比較的早い段階からケアをすることが重要になります。
40代前後の歯の治療事情を解説します。

40代の約半数が歯を失っている

厚生労働省がおこなっている「歯科疾患実態調査」の平成28年のデータでは、44〜49歳で歯を失った経験がある人の割合が41.1％と半分近くになっています。

この割合は50、60代と歳を重ねるにつれてさらに高くなっていくので、40代から歯や口内の健康を保つためのケアや治療が重要なのです。

歯周病治療をしても噛む力が戻りにくい

歯を失うことはできれば避けたいことですが、歯が残っていればそれだけでよいわけではありません。

たとえ自分の歯が残っていても、それらの機能が衰えてしまうと正常な食生活を送ることが難しくなります。

また、歯周病などの病気を治療をして歯を正常に戻しても、噛む力は元に戻りにくいのです。
つまり、自分の歯を保ち若いうちから歯の病気の予防をしておくことは、歯や口内だけでなく身体全体の健康にとって重要になります。

高齢になってからでは手遅れなことが多い

40代後半ごろから、歯周病のリスクが高くなります。
歯周病などによって歯を失うとしっかりと噛む機能が衰えやすくなるので、要介護になるリスクも高くなってしまいます。

高齢になってからの治療は体力的な問題などからそもそも治療が難しくなってしまうこともあるので、手遅れになってしまうことが多いです。

つまり、まだ体力的に余裕がある40代のうちに歯の治療をしておくことは人生全体にとって重要になります。

40代の歯の治療でインプラントを選択するメリット

40代で歯を治療する際の選択肢はさまざまありますが、その中でインプラントを選択するメリットをご紹介します。

他の歯の健康を保ちながら治療することができる

入れ歯やブリッジは隣の歯を支えとすることか、他の歯への負担がかかってしまいます。

一方でインプラントは１本から数本など、部分的に独立して治療を行うものなので、他の歯への健康を保ちながら治療できるのがメリットです。

そのため、しっかりとした治療を行う事で、治療そのものが歯並びや食いしばりに対して悪影響を及ぼすことはほとんどありません。

40代はまだまだ先が長いことを考えると、他の歯の健康を保つ可能性を高めることは重要です。

見た目への影響が少ない

入れ歯はバネを装着する関係から金属部分が見えやすく、入れ歯だと気づかれることが多くあります。

インプラントは顎の骨に結合するので金属部分が外から見えることは少なく、自分から言わなければインプラントだと気づかれる心配が少ないです。

そのため、見た目への影響を気にする方はインプラント治療により多くのメリットがあるといえるでしょう。

長期的に噛んで食事ができる

インプラントはインプラントの累積生存率は10～15年で上顎が約90%程度、下顎が約94%程度と報告されており、多くのケースは10～15年以上に渡り使用しているといえます。

長期的に噛んで食事をすることができるので食べられるものの選択肢が多く、バランス良く栄養を摂取しやすくなります。

好きなものを食べられるという日常的な楽しみを長く続けることができる観点からも、心身の健康にとってプラスに働くといえます。

40代でインプラント治療をする際の注意点

40代でインプラント治療をする際の注意点をご紹介します。

喫煙を控える

喫煙は歯や口内の健康に悪影響を及ぼし、虫歯や歯周病のリスクを高めることになります。
喫煙の習慣がある方は治療前だけでなく、治療後もできる限り禁煙しましょう。

治療後の喫煙は、インプラントの周囲の感染症やインプラントが脱落するリスクを高めることになります。

治療前に自身の健康状態を知っておく

インプラントは外科手術を伴うので、自身の健康状態によっては手術によるリスクが高まり、最悪の場合は治療を受けられないことがあります。

リスクを避けるためにも、検査などを通して治療前に自身の健康状態を知っておくことが重要です。

また、服用している薬が治療に悪影響を及ぼすおそれがあるので、自身が服用している薬についてあらかじめ医師に伝えておくようにしましょう。

インプラント治療は医者選びが重要

インプラント治療は外科手術を伴うので、全ての歯科クリニックで受け付けているわけではありません。

医師の技術力や設備の充実度によってインプラント手術に大きく影響するので、インプラント治療をする際は歯科クリニックを慎重に選ぶことが重要です。

担当する医師のオペ数やインプラントに携わる年数、手術前に検査するためのCTスキャンがあるかなど、歯科クリニックを選ぶ判断材料は多くあります。

どのように歯科クリニックを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひナチュラルインプラントをご利用ください。

ナチュラルインプラントでは、どこで治療を受けるべきかなど、インプラント治療に関するご相談を無料で受け付けています。

治療後もメンテナンスをおこなう

インプラント治療後に歯周病やインプラント周囲の炎症を避けるため、治療後も歯や口内のメンテナンスをすることが必要です。

毎日の歯磨きを徹底し、定期検診を受診してメンテナンスを受けるようにしましょう。
定期検診に通うことで、歯周病やインプラント周囲の炎症のリスクを減らすだけでなく、インプラントに万が一不具合が生じた場合に早期発見をすることができます。

インプラントの不具合に速やかに対応することは、インプラントを長く利用することにもつながります。

まとめ

40代以降は歯周病など歯の病気のリスクが高まります。

人生100年時代の昨今において40代はまだ体力があり健康だからこそ、40代から将来に備えて歯や口内の健康を維持することが重要です。

40代で歯を治療する場合、インプラント治療を選択することで長期的に噛む力を手に入れることができるので、栄養をとりやすく心身の健康を保ちやすくなります。

どのように歯科クリニックを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひナチュラルインプラントをご利用ください。

ナチュラルインプラントでは、どこで治療を受けるべきかなどインプラント治療に関するご相談を無料で受け付けています。